キタグチハウス
2018 / Shop identity
千葉県市原市で活動するkurosawa kawara-tenは、事務所がある戸建団地の空家問題に積極的に取り組んでいる建築設計事務所。例えば、空家をそのオーナーから譲り受け、ゲストハウスなどへコンバージョン、再生しています。そんな空き家のひとつであるキタグチハウスのロゴ制作を依頼されました。郊外団地がよい方向に進むための空き家再生ならば、黄色を用いてポジティブな歴史性を加えたい。そのようにして、ロゴデザインとして思いついたのが空き家だった建物に新たな灯がともるイメージです。ところで、なぜ「キタグチハウス」?それは、空き家の持ち主が北口さんだったから。この歴史を表現するために「北」と「キ」の文字をモチーフにしています。