早稲田大学高橋遼研究室
2023 / Laboratory identity
直接現地に赴き、自らデータを作るという手法で、発展途上国の貧困問題解決を目指して研究を行う高橋遼研究室。調査を行い現地の住民に謝礼などを払う際、文字が書けず領収書にサインができないため拇印を押してもらうこともあるそうです。「直接現地に赴き」「自らデータを作る」研究姿勢と、研究対象である途上国の「貧困の実態(識字率の問題)」が、その拇印に象徴されている。そんな拇印をモチーフにしたロゴデザインです。また、拇印とは約束の際に押すもの。これは研究室から開発途上国に対して、貧困問題に真摯に取り組んでいくという約束の拇印でもあります。